kai's garden diary

子どものころからの夢だった庭付き一戸建てに引っ越してガーデニングの経験もなくコツコツと勉強した記録を綴っていきます!

今日から10月です

明日は3回忌の日

私たちが結婚して5ヶ月目に起こったこと、愛猫のマカ君が体調悪そうでご飯を食べなくなり慌てて病院に行ったのが2013年8月16日のことでした。とりあえず職場の近くの動物病院に行ったら直ぐに検査で、なかなか終わらなくて焦りと苦しい気持ちで病院の待合室で待ち、やっと呼ばれて話を聞くと『もう長くありません』っていう申告で地獄に突き落とされた気分でした。

猫伝染性腹膜炎FIP

それから別の病院(今ではかかりつけ)でまた検査や治療の相談をして、闘病生活が始まりました。マカ君の診断は「猫伝染性腹膜炎FIP)」ワクチンもなく有効な治療法も無い。コロナウイルスが原因で、腹膜炎や腸炎を起こし一度発病すると死亡率が高い病気でした…。

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マカ君はパパが大好きで、いつも一緒でした。毎日毎日とても大切に過ごしました。

週に何度も通院して点滴や注射をしたり、嫌がるマカ君に二人でなんとかご飯を食べさせたり、毎日毎日なんとか元気になって欲しいって二人で協力して一緒に闘病しました。通院の負担を減らすために自宅で点滴をしたり、できることは何でもやってみました。

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目の瞬膜が上がっていてすごく具合が悪いのが可哀想で、みているのも辛くて何度も代わってあげられたらと思っていました。だんだん体温も下がってきて冷たい場所を好んで寝ているのが心配でたまりませんでした。夏だけど湯たんぽを探し回ったのをよく覚えています。

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食事が辛そうでものすごく暴れるので、鼻からチューブを入れてもらって流動食に切り替えました。飲み込むのがすごく辛かったようで流動食に変えてから少し落ち着きました。無理やり食べさせるのも辛かったですから、これは良かったです。

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診断を受けてから1ヶ月半、本当によく頑張ってくれました。眠れない夜を家族一緒に過ごして大好きなパパの腕の中で天国に旅立ちました。10月2日のことです。

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もともと主人が飼っていたマカ君、年齢がうろ覚えでしたが8歳のことでした。私は結婚してマカ君と一緒に過ごした期間は約半年くらいで、もっともっと一緒に居たかった、と大泣きしました。マカ君が亡くなる前に約束をしました、もう一度うちの子として帰っておいでね、って。それから2年後今の家を買って引越ししてそろそろマカ君が帰ってくるのではと思って夫婦で犬猫保護シェルターに行きました。

帰ってきたマカロン

生まれ変わりって今まで全然信じてなかったのですが、今回は絶対に帰ってくるっていう確信がありました。身内の黒柴ちゃんも若くして亡くなった子が生まれ変わって来たんだっていう子が居て、本気で信じてなかったのですがそんな話を聞いていました。

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シェルターにはたくさんの子猫がいてその中でもこの子は変わってて、全然アピールしてこない、ケージの隅っこでお腹を出して寝てる子でした。ものすごく不思議ちゃん!他の子にも惹かれたのですがどうしても気になったこの子をお迎えすることに決めました。

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シェルターの方に珍しいチョイスですね!と言われたがまぁ、浮いてる子の方が魅力を感じる私たち(笑)今思うと本当にこの子はマカ君の生まれ変わりだと思います。仕草、パパが好きすぎる所とか立ち上がって抱っこをおねだりするのはマカ君そっくりです。

鳴き声は子猫のままで可愛すぎるマカロン君はパパも大好きで1日に100回くらい『マカロンくん』って言ってます。好きすぎだろっ!!っていつも言ってますねwいつもうちの子になってくれてありがとうって言ってなでなでしてます。

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残念なのはマカ君と同じで私たち以外が怖くてたまらない様で、お客さんの前に姿を見せない所でしょうか。めちゃくちゃビビりです!布団に潜って隠れます(*´∀`*)そのくせ私たちにはお腹を出してゴロゴロ言う無防備100%です!

今では毎日幸せで楽しいです。明日は家族みんなでマカ君を偲びます。